SSブログ

マーガレット王女の手紙が公開、ターナー氏と「結婚寸前」だった [自由党]

john-turner-in-his-office.jpg

 エリザベス二世の妹マーガレット王女が友人に宛てた手紙が公開され、相思相愛だったと言われていたジョン・ターナー元首相と彼女が「結婚寸前」であったことが裏づけられた。
 彼女は1966年5月16日、シャーマン・ダグラス氏に宛てた手紙にこう綴っている。
“John Turner is here & we meet on Thursday. It will seem so funny as we haven’t met since I nearly married him & he’s bringing his wife!”
(ジョン・ターナーはここにいて、私たちは木曜日(19日)に会うことになっています。私は彼と結婚寸前まで行って以来彼とは会ってないのに、彼は妻を同伴していて、とてもおかしな気分だわ!)

 マーガレット王女は1959年夏にカナダを訪問し、ブリティッシュコロンビア州のフランク・マッケンジー・ロス副総督主催のパーティに出席した。後のカナダ首相で当時弁護士だったターナーは、母が副総督と再婚したため、彼の義理の息子となっていた。ハンサムでエリートの彼が、このパーティでマーガレット王女とダンスを踊ったことは、一躍マスコミの注目を集めた。だがターナーはカトリックで、結婚するには改宗しなければならず、この恋は実らなかった。
 マーガレット王女は1960年、写真家のアンソニー・アームストロング=ジョーンズ(スノードン伯爵)と結婚(後に離婚)した。ターナーは結婚式に、民間のカナダ人として唯一招待された。
 ターナーは1963年、デビッド・キルガー下院議員の娘でジョン・マクレー(「フランダースの野に」の作者)の遠縁に当たるジェイルス・マクレー・キルガーと結婚し、1984年首相に就任した。
 1984年総選挙のテレビ討論で、進歩保守党のブライアン・マルローニ党首(後の首相)が「私がトラックを運転していたとき、ターナー氏はマーガレット王女と踊っていた」と非難したことはよく知られている。
 マーガレット王女が2000年に死去したとき、クレチエン首相は葬儀にターナー元首相をカナダ代表として派遣した。
princess-margaret-letter.JPG

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

nice! 0

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

トラックバック 0