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ルゴー党首「全てのモスクは調査されるべき」 [ケベック]

 ケベック未来連合のフランソワ・ルゴー党首は2月17日、ケベック州に設立される全てのモスクは事前に調査されるべきだと語った。
 彼は、「いわゆる『ケベックの価値』と潜在的に一致しない人々」を調査するための、公共事業体を設立すべきだと主張した。
 これは、ケベック州ショーウィニガン市でモスク建設が拒否された事件を受けてのコメントである。同市のムスリム文化センターは、モスク建設のため地域用途を工場地域から変更するよう請願していたが、市当局に抗議の電話や電子メールが多数殺到するに到り、ミシェル・アンジェ市長が10日に用途変更を拒否した。アンジェ市長は「恐れを抱く市民は、人種差別主義者ではない。市民はこの街に住むイスラム教徒をよく知っている。市民が恐れるのは、よそからやって来る人々だ」と述べた。
 ルゴー党首は、州の制度に不備があり、ショーウィニガンの市長は市民の懸念に対応しただけで、非難されるに値しないと語った。
 フィリップ・クイヤール州首相(自由党)は17日、政府は宗教に関する立法を検討しているが、基本的人権を犯してはならないと述べ、憲法改正を志向するルゴー党首を牽制した。
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