SSブログ

ハーパー首相が内閣改造 [保守党]

 ジム・フラハティ財務大臣の辞任にともない、ハーパー首相は3月19日、小規模な内閣改造を行った。財務大臣にジョー・オリバー天然資源大臣、天然資源大臣にグレッグ・リックフォード科学技術担当国務大臣、科学技術担当国務大臣に閣外からエド・ホルダー議員をそれぞれ任命した。
 総督公邸リドー・ホールで通常公開される任命式は、今回は時刻が事前に公表されず、記者たちが公邸の外で待機させられるなか、異例の非公開で行われた。
 カールトン大学でジャーナリズムを教えるクリス・ワッデル教授は、「彼らは公人であり、任命式は公務であるから、公開されていなければならない」と語った。
 新民主党のトム・マルケア党首は、「秘密の宣誓は、まるでたった今入会したばかりのカルトのようだ」と諷刺した。彼はさらに、新任のオリバー財務大臣が天然資源大臣だったとき、石油・ガス開発に反対した環境団体を「外国の過激派」と呼んだことについて「彼は、科学的事実である地球温暖化を否定した。また彼の先住民への攻撃は、単なるパターナリズムの域を越えている」と評した。また彼は、新任のリックフォード天然資源大臣がかつてインディアン問題及び北方開発担当大臣だったことを挙げ、「リックフォード大臣がオリバー氏の誤りを正すことを期待している」とコメントした。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

nice! 1

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

トラックバック 0