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Just watch him:ジャスティン・トルドー、TKO勝ち [自由党]

ac57d49d4316b7bc7b13233b4d45.jpg 3月31日にオタワで開催されたチャリティ・ボクシングで、自由党のジャスティン・トルドー下院議員(40歳)が保守党のパトリック・ブラゾー上院議員(37歳)に勝利した。

 ブラゾーは空手の黒帯で軍隊経験もあるが、トルドーは痩身で坊ちゃん育ちのイメージがあり、賭けで3倍のオッズがつけられ公然と不利を噂されていた。だがトルドーが子供のころからボクシングに親しんでいたことは、軽視されたようだ。
 試合は冒頭からブラゾーが押しぎみだったが、第2ラウンドに入ると疲れを見せるようになり、トルドーのパンチが当たるようになった。そして第3ランドでブラゾーがロープに釘付けになると、レフェリー・ストップが入った。

20120318.jpg トルドーは議会でSワードを口にして謝罪したり、“Vikileaks”にツイードして顰蹙を買ったり、ケベック独立に理解を示すなど、政治家としての資質に疑いの目を向けられていた。今回の勝利で彼は、「親の七光り」イメージをいくぶん払拭できたことだろう。彼の父ピエール・トルドー元首相も若いころは、手漕ぎボートでフロリダからキューバに渡航しようとしたり、ソ連でスターリン像に雪玉をぶつけて逮捕されたりするなど、無茶をしている。
 トルドー議員は父を前立腺癌で、ブラゾー議員は母を肺癌で亡くしている。このチャリティ・マッチで二人は、オタワ癌基金に23万ドル以上の資金を集めた。
 敗れたブラゾー議員は約束通り、4月2日に下院玄関でトレードマークのポニーテールを切られることになる。さらに彼は一週間、自由党ロゴの入ったジャージーを着ることになる。


写真上:ブラゾー(右)にパンチを当てるトルドー(左)。
図下:レイ党首「おい、ズルしてるだろう」。ハーパー首相「違うよ、お前がダメなキャラを使ってるせいだよ」。
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