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ケベック連合党首にパイエ [ケベック]

600_Daniel_Paille_cp_111211.jpg 12月11日に行われたケベック連合党首選で、ダニエル・パイエ元議員が当選した。
 彼はケベック州のパリゾー内閣で産業大臣を務め、2009年の連邦議会補選に当選して下院議員となったが、2011年総選挙で落選した。この年の総選挙で、ケベック連合議員は4人だけになったが、パイエは61%の票を獲得し、現職のマリア・ムラニ議員・ジャン=フランソワ・フォルタン議員を破った。
 当選したパイエ新党首は、新民主党はケベックの利益のために戦うことができなかったと非難し、ケベック連合こそがケベックのために働く唯一の党だと訴えた。
 パイエ党首には議席がないため、議場に入ることはできない。このような場合は、若手議員がわざと辞職して補欠選挙を行うものだが、議員がわずか4人では、辞職してくれる人はいないだろう。よって彼は、ケベック州に欠員が出るのを待つことになる。
 2011年総選挙で、ケベックの議席の大多数を奪った新民主党もまた、現在党首選の真っ只中にある。最有力のブライアン・トップ氏は、もし党首に当選した場合は、故レイトン党首のトロントの選挙区ではなく、彼が生まれたケベック州の補選に挑むと語った。この場合、二人の党首がケベックの補選に挑むことから、両党が談合する可能性もある。
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