ハーパー首相が４日に内閣改造

　ハーパー首相は１月４日、小規模な内閣改造を行う。ピーター・ケント米州外務担当国務大臣とテッド・メンジーズ議員が、閣僚に昇格すると推測されている。
　焦点は、環境大臣である。保守党政権は、温室効果ガス排出削減目標を早々と放棄して、国際的非難を浴びている。後任の環境大臣には善処が求められるが、ハーパー首相がこの問題に積極的かは疑わしい。ジェームズ・ムーア民族遺産大臣が環境大臣に就任するという噂が流れたが、裏づけは取れていない。
　このほか、レオナ・アグルッカク厚生大臣、ビバリー・オダ国際協力大臣、ゲイル・シェー漁業海洋大臣が新しいポストに移動すると言われている。