年明けに内閣改造か

　連邦議会の新しいセッションが１月31日に召集されるが、それに先立ち小規模な内閣改造があると噂されている。
　11月にジム・プレンティス環境大臣が辞任し、その後任としてジョン・ベアード下院院内総務が兼務しているので、ハーパー首相は代わりの環境大臣を指名する必要に迫られている。
　またプレンティス環境大臣の辞任により、アルバータ州出身の閣僚がいなくなったため、同州選出のテッド・メンジース議員やジェームズ・ラジョット議員には、入閣するチャンスだという。また、人気の新人議員ジュリアン・ファンティーノ下院議員が閣僚に指名されるという推測もある。
　だが同じ人気の新人議員でも、ラリー・スミス上院議員については、入閣の可能性はゼロだという。上院議員は下院議員とは異なり、首相の指名で議員になるため、有権者の審判を受けていないからだという。