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サウジ最高裁、カナダ市民の死刑判決を無効 [犯罪・事件]

 サウジアラビア最高裁は1月9日、殺人罪で起訴されたカナダ市民モハメド・コハイル被告の死刑判決を無効とし、再審を命じた。被告は公開処刑の危機を脱した。
 2007年1月、サウジアラビアのジッダにあるインターナショナルスクールで起きた乱闘で、カナダ人生徒サルタン・コハイル被告と兄のモハメド・コハイル被告が、ムンザ・ハラキ君を死亡させた。モハメド被告は一審で死刑を宣告され、高裁も一審判決を支持した。サルタン被告は禁固1年・鞭打ち200回の刑を宣告されたが、この判決も無効となった。
 しかしサルタン被告の審理は最近、少年裁判から成人裁判に移行された。よってサルタン被告にも、死刑判決がありえる。
 外務省広報は、サルタン被告の問題はまだ解決していないとして「この問題は、政府にとって優先事項であり続ける」と述べた。


【参照】 http://blog.so-net.ne.jp/canadian_history/2008-04-03
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