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自由党、今週内閣不信任へ [自由党]

 休暇が終わり連邦議会が再開される9月28日、ハーパー政権は経済報告を提出する。これは今年の春に連邦議会で決定したことだが、3か月ごとの報告にはそれぞれ信任投票がついている。経済報告が不信任されれば、すなわち内閣不信任となる。
 自由党は報告書を見ないうちから、今週に不信任投票することを決めた。自由党の財政問題担当ジョン・マッカラム議員は、報告書に何が記載されているかは重要でないと述べた。また自由党のジェラルド・ケネディ議員は、
「ハーパー首相が6月に約束したことのほとんどは、実行されなかった。雇用は創出されず、財政支出はなかった。我々は、国民のニーズに配慮せず、口にしたことを実行しない政府を信任することはできない。」
と説明した。
 いっぽうジョン・ベアード運輸大臣は、ハーパー首相の報告は経済が上向いていると発表することになると述べた。しかし経済学者のアーロン・ギャンペル氏は、景気は回復しているように見えるが、まだ不確実性とリスクが存在するとハーパー首相が報告することを期待すると語った。

 新民主党は自由党に同調せず、ハーパー政権の経済報告を信任するものとみられている。レイトン党首は、総選挙を強いることより議会で働くことが大切だと語り、「援助を必要とする人々に代わって、議会を機能させようと努力することこそ、我々がすべきことだと思う」とコメントした。だが、失業保険改革案成立前に自由党が内閣不信任案を提出した場合、どう対応するかについては回答を拒否した。
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