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SNSの写真が原因で立候補辞退 [新民主党]

2747476 ブリテュッシュコロンビア州議会選挙で、バンクーバー・フォルスクリーク選挙区に立候補した新民主党のレイ・ラム候補は、SNSサイト“Facebook”において不適切な写真を掲載したことで、4月21日立候補を辞退した。
 写真の1つは、男性と女性がラム氏のズボンを下げ、下着を見せている。もう1つの写真は、ラム氏が女性の胸をつかんでいる。
「私は、現在公になったその写真と、それに付いたコメントを遺憾に思う。この件で選挙を騒がせたくないので、私は党に立候補辞退を申し出た。」
 ラム氏はそうコメントし、キャロル・ジェームズ党首の幸運を祈ると語った。問題の写真は21日夜に削除された。
 ラム氏は、バンクーバーの同性愛組織「プライド・ソサエティ」やブリティッシュコロンビアの青年同性愛組織「ユースクェスト」で活動してきた。だが彼はバンクーバーのゲイのための新聞「エキストラ」において、「私は持続性と若者の問題に重点的に取り組んでいる。同性愛の議員とは見られたくない」と語っている。
 FacebookのようなSNSは、特にバンクーバー・フォルスクリーク選挙区のような若い有権者の多い選挙区では必須ツールとなっている。ところが近年、SNSにおいてつまずく候補者が続出している。
 2008年の連邦議会選挙では、新民主党のデーナ・ラーセン候補とカーク・タウソー候補が、ネット上でマリファナを吸うビデオが見つかったため立候補を辞退した。またアンドリュー・マッキーバー候補は、SNS掲示板での脅迫的投稿のため立候補を辞退している。


写真:Facebookにおけるレイ・ラム候補の写真。
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