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WBCカナダ代表決まる [スポーツ]

 1月20日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のカナダ代表46人が発表された。代表16チームはそれぞれ4つのグループに分かれ予選を戦うが、カナダは最初の予選ではグループCに入り、アメリカ、ベネズエラ、イタリアと対戦する。試合はトロントのロジャースセンター・スタジアムで行われる。

 北京オリンピックでは左打者をズラリと並べたカナダ打線は、今回も大多数が左打者。打線の中心は、2006年ア・リーグMVPに輝いたジャスティン・モルノー(ミネソタ・ツインズ/.300、23本塁打)が不動の4番となるほか、クリーンナップはジョーイ・ボット(シンシナティ・レッズ/.297、24本塁打)とジェイソン・ベイ(ボストン・レッドソックス/.286、31本塁打)が有力視されている(余談だがベイの妹ローレン・ベイは、ソフトボールカナダ代表の投手としてアテネと北京オリンピックに出場している)。このほか元中日のマット・ステアーズ(フィラデルフィア・フィリーズ/.252、13本塁打)は、2006年大会では3試合で9打数3安打4打点と活躍したが、今回も代表入りを果たした。
 前回代表入りしたアーロン・ガイエル(東京ヤクルト・スワローズ)は、今回知らぬ間に代表メンバーにされていたという。ヤクルト1年目の2007年は35本塁打を放ち大活躍したが、昨シーズンは打率2割・11本塁打と精彩を欠いた。レギュラーになれるかどうかもあやふやなまま間もなくキャンプ入りせねばならず、WBCどころではないため辞退することになりそうだ。

 いっぽう投手陣は、最も期待されていたリッチ・ハーデン(シカゴ・カブス/10勝2敗)が右肩の故障により辞退した。2007年ワールドシリーズで史上初のカナダ人先発投手となったジェフ・フランシス(コロラド・ロッキーズ/4勝10敗)、エリック・ベダード(シアトル・マリナーズ/6勝4敗)、ライアン・デンプスター(シカゴ・カブス/17勝6敗)が先発の軸になるだろう。リリーフでは、2003年に55セーブを挙げサイ・ヤング賞を受賞したエリック・ガニエ(ミルウォーキー・ブルワーズ/4勝3敗10セーブ)が目を引くが、故障がちで往年の威力は望むべくもない。
 元近鉄のマイク・ジョンソン(SKワイバーンズ)は、昨シーズン台湾球界で21勝を挙げMVPに選ばれている。2004年のアテネオリンピックでもカナダ代表として出場しているが、日本との3位決定戦で先発し敗戦投手となった。
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