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ハーパー首相とイグナティエフ党首の印象調査、対照的に

 ナノス・リサーチ社が1月3日から7日にかけて、18歳以上のカナダ人1003人を対象に行った電話調査は、自由党のマイケル・イグナティエフ党首が好印象も悪印象も持たれていないのに対し、保守党のハーパー首相は、強い好印象か強い悪印象の両極端のイメージを持たれていることがわかった。

 世論調査はまず、ハーパー首相とイグナティエフ党首について、どんなところが好きまたは嫌いかを尋ねた。
 イグナティエフを「好き」と回答した理由には、「頭が良い」が7%、「新しい顔」が5%などがあった。イグナティエフを「嫌い」と回答した理由には、「経験が浅い」3%、「冷淡な態度」3%などがあった。
 ところがイグナティエフを「好きな理由がない」と答えた人は58%、「嫌いな理由がない」と答えた人は64%だった。
 いっぽうハーパーを「好き」と回答した理由には、「強いリーダー」が8%、「誠実」が5%、「政策」が4%、「実行力」が4%となった。ハーパーを「嫌い」と回答した理由には、「約束を破る」が11%、「尊大」が8%、「権力欲が旺盛」が6%、「態度が嫌い」、5%となった。
 ハーパーを「好きな理由がない」と答えた人は30%、「嫌いな理由がない」と答えた人は15%で、「よくわからない」と答えた人は24%だった。

 これらの結果についてニック・ナノス氏は、「大多数のカナダ人はイグナティエフ党首について、好印象・悪印象のいずれも抱いていない。人々が彼について知っていることは、現在のところ名前だけである」とコメントした。
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