“Ka Kanantahk”, she stands on guard for thee!-先住民の少女、国歌を初めてクリー語で歌う [先住民]
2月3日、カルガリーのサドルドームで行われたカルガリー・フレームス対バンクーバー・カナックスの試合において、クリー族の少女アキナ・シャートさん(13)が国歌“O Canada”を、NHLの歴史上初めてクリー語で歌った。
アキナさんは家族とエドモントンで暮らしているが、その両親はサドルレイク・ファーストネイション出身のクリー族である。アキナさんは4つの聖歌隊に参加するほか、ギターのレッスンを受け、クリー語の歌を既に4曲レコーディングしている。彼女が国歌をクリー語で歌い始めたのは、1年前からだという。昨年はジュニアBホッケーのウォーリアーズのためにクリー語国歌“Ka Kanantahk”を歌っている。
「私が“Ka Kanantahk”を歌うと、いつも味方が勝利します。今は6勝0敗で、今日はフレームズが7勝目を挙げることを願っています」。
「クリー語は、カナダ先住民の間で使われている美しい言語で、これをカナダ人と共有できることをとても喜ばしく思います」。
この日はアキナさんに合わせ、およそ2万人のホッケー・ファンが国歌を斉唱した。そしてフレームズが4対3で勝利した。
なおこの試合はCBCの“Hockey Night in Canada”で放送されたが、アキナさんが歌うシーンはCMが流れ、放送されなかった。
・アキナ・シャートさんホームページ
http://www.akinashirt.com/
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