野党カナダ保守党が5月10日、下院で自由党政権不信任に関する緊急動議を提案し、採決の結果、賛成153票、反対150票で可決された。保守党(99人)とケベック党(54名)議員は全員賛成し、与党自由党は閣僚2名が欠席した以外は全員が反対票を投じ、新民主党も全員反対した。無所属議員3名のうち2名は反対、1名は病気で欠席した。
自由党は、今回の保守党提案は議事進行上の手続きに関する動議で、本来の内閣不信任案とは異なると解釈し採決結果を無視する姿勢。たとえ、内閣不信任案の前哨戦的な色合いが濃いものであったとしても、自由党としては採決結果を深刻に受け止めざるをえないとみられている。
2005-05-12 08:09
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