SSブログ

ポワリエーブル党首、「ストレート・プライド」Tシャツの男性と記念撮影 [保守党]

1_6474234.jpg

 カルガリー・スタンピードに参加したピエール・ポワリエーブル党首(カナダ保守党)とダニエル・スミス首相(アルバータ州/連合保守党)が、「ストレート・プライド」と書かれたTシャツの男性と記念撮影したことが判明した。両者とも、Tシャツに書かれたメッセージを支持していないと表明した。
 ともに写真に写っている男性は、身元が確認されていないが、緑色のTシャツを着て、その前面には「異性愛者としての存在に感謝しよう。ストレート・プライド」、背面には「良い人々は悪法に従わない」と書かれている。なおこの男性は、フリーダム・コンボイのとき「FUCK TRUDEAU」と書かれた旗を掲げていた人物である。
 夏に開催される「ゲイ・プライド」または「LGBTプライド」は、それらの人々の権利を擁護する運動だが、「ストレート・プライド」は異性愛者の権利を擁護する運動ではなく、主に右翼団体による、LGBTへの敵意を表明するカウンター運動である。
Alberta-Premier-Danielle-Smith-poses-with-a-man-wearing-shirt-that-is-receiving-pushback-online-scaled.jpg

 ポワリエーブル党首の秘書は、次のような声明を発表した。
「ポワリエーブル氏は、何百人もの人々と写真を撮った。問題の写真は、Tシャツの文字を読む前に撮られたものだ。」
「保守党は、人々が何者であろうと自由な国を建設する。性的指向にかかわらず。」
 ポワリエーブル党首の養父はゲイで、彼の「影の内閣」閣僚にはゲイとレズビアンがいる。彼は、ウガンダでは同性愛に最高10年の禁固刑が科せられることについて「恐ろしい暴虐」「カナダは外国からLGBTQ難民を移住させ続けなければならない」とも語っている。だが2000年代初頭には、同性婚に反対投票している。

 スミス首相は、以下のように語った。
「私は、LGBTQ+コミュニティの支持者である。私は、誰かのための政治的な広告になるつもりはない。私は、そのシャツに表明された意見に同意しない。」
「私はスタンピードで、何千枚もの写真を撮られた。このようなメッセージには、私は今後より注意深くしていくし、スタッフにも注意深くあるよう依頼する。」
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

nice! 0

コメント 0

コメントの受付は締め切りました