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オトゥール議員の「カナダを取り戻す」が話題に [保守党]

 保守党党首選に立候補しているエリン・オトゥール議員は、6月10日にマニフェストを発表したが、スローガンの「カナダを取り戻す」(Take Canada back)が話題になっている。
 インターネットでは、様々な疑問や揶揄の声が挙がった。
「この国はあなたのものではない。」
「人種差別が問題になっているこの時期に、いったいカナダが誰に奪われたのか、はっきりさせてほしい。」
「カナダを取り戻すと言えるのは、先住民だけだ」
「エリン・オトゥールは、誰からカナダを取り戻すのか。ほかのカナダ人から?移民から?自由党から?左翼から?いったい彼は、カナダが誰に奪われたというのか?」
 またある人々は、それをトランプ大統領の「偉大なアメリカをもう一度」(Make America Great Again)と似たようなものだと考えた。作家のマリッサ・メルトン氏は2017年「トランプ氏の言葉は、それを人種差別的と捉えた人々の心には響かなかったが、別の集団の跋扈によって地位を奪われたと感じる人々の心には響いた」と語った。
 ハフィントン・ポスト紙は、オトゥール議員の事務所にスローガンの具体的意味について問い合わせたが、返答はないという。

 日本では2012年の総選挙で、安倍晋三総裁率いる自民党が「日本を取り戻す」のスローガンを掲げて圧勝している。
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