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新民主党の元候補14人が緑の党に移籍 [新民主党]

 ニューブランズウィック新民主党の元候補14人が、9月3日モンクトンでの記者会見で、離党して緑の党に移籍すると発表した。
 移籍するのはジョイス・リチャードソン、リズ・ポトバン、ウィリー・ロビショード、アルベール・ルセル、アン・リチャードソン、ジャスティン・ヤング、ジャン=モリス・ランドリー、ジェシカ・ケシー、リナ・シアソン、セシル・リシャール=エベール、フランシス・デュゲイ、ヘイリー・ダフィー、マディソン・ダフィー、ベティ・ウィアの各氏。ジョナサン・リチャードソン大西洋担当執行役員も、移籍する。
 リチャードソン執行役員は、連邦新民主党のシン党首が就任以来一度もニューブランズウィックを訪問していないことや、連邦議会総選挙まであと50日もないのに、新民主党はニューブランズウィックにある10選挙区のうちの一つも候補を擁立できていない事実を挙げた。
 14人は、連邦緑の党かニューブランズウィック緑の党に移籍するというが、連邦緑の党はすでにニューブランズウィック選挙区の半分以上で候補を擁立しているようで、誰が10月の連邦議会総選挙に出馬するのかは不明である。いっぽうシン党首は、ニューブランズウィック選挙区の候補として、州議会総選挙で落選したこれらの元候補たちを擁立しようとしていたふしがあるが、総選挙を目前に控え候補擁立は暗礁に乗り上げた。

 8月29日にイーコス・リサーチ社が実施した政党支持率調査は、全国で緑の党10.4%に対し新民主党7.2%、東部では緑の党13.3%に対し新民主党10.3%と、いずれも新民主党が劣っている。2018年州議会総選挙で、ニューブランズウィック緑の党が3議席を獲得しキャスティングボートを握ったのに対し、ニューブランズウィック新民主党は2003年総選挙で1議席を獲得したのを最後に、議席を取れていない。8月16日には新民主党のピエール・ナンテル議員が、緑の党からの出馬を表明した。

 連邦新民主党のメラニー・リッチャー首席報道官は、候補擁立は順調だと述べた。
「これらの人々が、シーア党首導いる保守党政権を支えて快適だというなら、それをどう説明するかは彼ら次第である。」
「我々は会議を召集し、10選挙区のうちの6つに、来週末までには候補擁立を予定している。ニューブランズウィックの有権者は誰でも、医薬品保険制度の導入にただちに取りかかり、国民の利益を常に優先する新民主党候補に投票できるようになる。」
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