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ブレイニー前公安大臣、党首選に出馬 [保守党]

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 スティーブン・ブレイニー前公安大臣は10月23日、保守党党首選に出馬を表明した。
「私の提案は、カナダのアイデンティティを保護することである。特に、明日のカナダを築いてゆく新しいカナダ人たちの間で。」
 彼はカナダのアイデンティティを保護するため、新しい市民たち全員に試験を実施し、公務員の公務中のニカブ禁止と投票所や市民権宣誓式でのニカブ禁止を公約した。また市民権申請者に、英語とフランス語の試験を筆記と口頭の両方で実施し、申請者が「カナダの核となる原則」をより深く理解・認識できるようにすると語った。そしてもしそれらの施策が違憲立法と認定された場合、1982年憲法第33条1項に規定された特権「適用除外条項」の行使も辞さないと述べた。
 保守党党首選では、すでに出馬を表明したケリー・リーチ前労働大臣が「反カナダの価値」審査、ブラッド・トロスト議員が同性婚禁止を訴えるなど、アンブローズ暫定党首が「包括的な党」建設を提唱したにもかかわらず、反動的政策の主張が目立っている。


図:墓の下からよみがえり、終わった争点を蒸し返す保守党の亡者たち。
ケリー・リーチ前労働大臣「野蛮な文化…」スティーブン・ブレイニー前公安大臣「ニカブ禁止…」ブラッド・トロスト議員「同性婚反対…」「安楽死幇助反対…」「誰かここから出る方法を教えてくれ…」
今夜はハロウィンです。
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