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ハーパー首相が下院を解散、総選挙へ [2015年下院選]

 ハーパー首相は8月2日、総督公邸リドー・ホールを訪問し、デビッド・ジョンストン総督に下院の解散を上奏した。総督はこれに同意し、10月19日の総選挙を公示した。解散時勢力は保守党159、新民主党95、自由党36、ケベック連合2、緑の党2、力と民主2、無所属8、欠員4(定数308)。なお今回総選挙から、下院定数は338議席となる。
 選挙期間は78日となり、20世紀以降では最長となる。これまでの最長は1872年総選挙の96日で、20世紀以降では1926年総選挙の74日だった。保守党政権はすでに選挙法を改正しており、選挙期間が長くなるほどより多くの政党助成金を受け取れるが、最も多い議席を持つ保守党が最も多い助成金を受け取れる。小政党には、異例の長い選挙は資金的に厳しいものになるだろう。
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