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アダムス議員、エグリントン=ローレンス選挙区から出馬を表明 [自由党]

 自由党のイブ・アダムス下院議員は2月11日、オンタリオ州エグリントン=ローレンス選挙区から立候補する意向を表明した。彼女は現在ミシサウガ=ブランプトン・サウス選挙区の現職議員だが、新しい選挙区に人脈があり、転居する予定だという。
 この選挙区は、1979年から30年以上自由党が保持してき牙城だったが、2011年に保守党に奪われた。現職議員はジョー・オリバー財務大臣である。
 アダムス議員は、ディミトリ・ソウダス氏を含む家族全員の協力を取り付けたと述べたうえ、自分の決断に彼は影響しなかったと断言した。
「断言するが、これは私が下した厳粛な決定である。私には私の長い公職歴がある。そして彼には彼の経歴がある。」
 この選挙区からはすでに、弁護士のマーコ・メンディチーノ氏が立候補を表明している。彼は、自由党のオンタリオ州会議員マイク・コール氏(エグリントン=ローレンス選挙区選出)の法律顧問を務めていた。コール州議は9日、「保守党の裏切り者が何の縁もない選挙区で落下傘候補になるのは非常識だ」と強く非難し、フェイスブックにこう綴った。
「どうしてもここから出たいなら、私の屍を越えて行くんだな。」

 保守党議員時代から数々のトラブルを起こしたアダムス議員は、現職議員でありながら「誰にでもわかる理由」で党公認を得られず、2月9日自由党に移籍した。
 彼女は2011年の総選挙期間中、高級レストラン「ハイズ・ステーキハウス」で、200ドルの「戦勝パーティ」に有権者を招待したことを経費に計上したことが問題視され、後に一部を払い戻した。
 2014年3月には、オークビル=バーリントン・ノース選挙区でまだ公認されていないのに、支部の地図作成を妨害したうえ、自分のための個別訪問をするよう要求し、自分を宣伝する電子メールを配布した。また資格がないのに、支部の役員会議に出席しようとした。
 2014年4月には、ガソリンスタンドで依頼した6ドルの洗車に不満を抱き、給油レーンにわざと駐車して給油を妨害し、ハーパー首相に告げ口された。
 また、ロボコール事件で有罪判決を受けたマイケル・ソーナ被告は、事件発覚時にアダムス事務所に務めていて、解雇されている。
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