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アルバータ州の新ナンバープレート案が不評 [アルバータ]

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 アルバータ州は、新しいナンバープレートを来年春までに導入することになっている。州政府は7月8日、新しいデザイン候補を3つ提示したが、そのいずれにも1973年から使用されている“Wild Rose Country”のスローガンがなく、州政府ホームページドメインの“alberta.ca”に置き換えられているため、市民から反発の声が上がっている。

 州政府広報のキャスリーン・レインジさんは、ナンバープレートを交換する理由として、反射コーティングされていない州は北米でアルバータだけだと説明した。
 だがアルバータ生まれでアルバータ育ち、生粋のアルバータンであるケイティン・マドレナーさんは、ナンバープレートから“Wild Rose Country”のスローガンを撤去しないようインターネットで抗議活動を始めた。
「多くのアルバータ州民は、事前に何の相談もなかったことに不満を抱いていることでしょう。新しいデザインは、何の変哲もありません。」
「“Wild Rose Country”のスローガンは、30年間ナンバープレート上にありました。それで誰も困りませんでした。」
「それは私たちの州を象徴するものであり、それは州の花であり、それは私たち自身です。」
「“alberta.ca”のドメインは、州がさほど誇りに思うようなものではありません。」

 彼女はこれは政治的な問題ではないと断ったが、騒動の背景に政治的動機を勘ぐる人が多いのも事実だ。ナンバープレート変更について最も強く反対しているのは、アルバータの最大野党ワイルドローズ党である。ロブ・アンダーソン院内幹事長は、ツイッターにこう綴った。
「ワイルドローズ党は、党名を“Alberta.ca”党に変更すべきだろうか?」
 ワイルドローズ党は、 ナンバープレートの言葉として“Wild Rose Country” “Strong and Free” “Alberta.ca” “TravelAlberta.com”のうちどれがいいと思うかを独自にインターネットで調査しているが、“Wild Rose Country”が圧倒的に支持されている。

 ワイルドローズ党への嫌がらせという説について、レインジさんは「この計画は7・8年前からあったもので、当時ワイルドローズ党は存在していませんでした」と否定した。
 アルバータ州政府も、インターネット世論調査を8月19日まで実施する。提示された3つの案は、どれもアルバータの山々を背景とし、“Wild Rose Country”のスローガンを含んでいないが、最も人気のあるデザインが採用されることになっている。


図:左下が現行のデザイン。ほかの3つが州政府の提示したデザイン。
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送付状の履歴書

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
by 送付状の履歴書 (2014-09-02 10:12) 

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