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ハーパー首相、15日に内閣改造か [保守党]

 CTVは、ハーパー首相が7月15日に内閣改造を行うと報じた。
 自由党はジャスティン・トルドー党首が就任してから、若者や女性の間で支持率を上げているが、与党保守党は相次ぐ上院議員の不祥事で支持率を下げている。ハーパー首相は次の総選挙を2年後に控え、若者や女性有権者にアピールするため閣僚メンバーを刷新する必要に迫られている。

 テッド・メンジーズ財務担当国務大臣とダイアン・アブロンチー米州担当兼領事担当大臣は、次の総選挙に出馬しないと明言している。またキース・アシュフィールド漁業海洋大臣兼大西洋ゲートウェイ担当大臣は、癌を患っているため次の内閣改造時に辞任することを表明している。マージョリー・ルブレトン上院院内総務は、相次ぐ上院議員の不祥事のため辞任を表明した。ビック・テーブス前公安大臣は、7月9日に大臣と議員を辞職し引退している。
 ピーター・ケント環境大臣はフェイスブックに、「もし自分がバックベンチャーにふさわしいと思うなら、私は新しい役割を熱意をもって受け容れる」「我々保守党には優秀な議員はいくらでもいる。女性やより若い人が閣僚になるのが適切だろう」「私は、首相の最終的な決定を全面的に支持する」という意味深長な投稿をした。
 これらの閣僚は、次の改造内閣では閣外に去ることになる。

 次の内閣改造が大幅な改造か、それとも小幅なものかは明らかではない。財務・国防などの重要ポストに変更があるかどうかが焦点だが、軽量級ポストに初入閣しそうな候補として、ミシェル・レンペル環境政務次官(アルバータ州カルガリー・センター選出・33歳)、クリス・アレクサンダー防衛政務次官(オンタリオ州エイジャックス-ピカリング選出・44歳)、ケリー・リーチ人的資源・労働政務次官(オンタリオ州シムコー-グレイ選出・42歳)、シェリー・グラバー財務政務次官(マニトバ州サンボニファス選出・46歳)、キャンディス・バーゲン公安政務次官(マニトバ州ポーテッジ-リスガー選出・48歳)らの名が取り沙汰されている。
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