SSブログ

【世論調査】マルケア党首、奮闘すれど支持率上がらず

20130908.jpg

 ハリス=デシマ社が6月13日から16日まで、1000人以上を対象に実施した電話調査は、野党第一党のマルケア党首が、連邦議会春のセッションにおいて、上院議員支出問題などで政府を鋭く追及したにもかかわらず、国民の間で人気が上がっていないいっぽう、ハーパー首相は評価をほとんど下げていないことがわかった。

 各主要政党党首について、回答者が「好ましい印象を抱いている」と回答した党首は、自由党のジャスティン・トルドー党首が56%、保守党のスティーブン・ハーパー首相が39%、新民主党のトム・マルケア党首が37%だった。いっぽう回答者が「好ましくない印象を抱いている」と回答した党首は、保守党のハーパー首相が54%、新民主党のマルケア党首が32%、自由党のトルドー党首が29%だった。
 「主要政党党首のうち、最善の首相になりえるのは誰か」という設問では、旧二大政党である保守党のハーパー首相(31%)と自由党のトルドー党首(30%)が接戦だったのに対し、野党第一党である新民主党のマルケア党首は15%と、大差をつけられた。
 「主要政党党首のうち、経済問題について最も有能なのは誰か」という設問では、保守党のハーパー首相が40%、自由党のトルドー党首が21%、新民主党のマルケア党首が14%だった。
 「主要政党党首のうち、最も正しい判断を下せるのは誰か」という設問では、保守党のハーパー首相が29%、自由党のトルドー党首が23%、新民主党のマルケア党首が19%だった。
 「主要政党党首のうち、あなたと価値を共有するのは誰か」という設問では、自由党のトルドー党首が31%、保守党のハーパー首相が26%、新民主党のマルケア党首が16%だった。
 「主要政党党首のうち、あなたのような人々を最も気にかけてくれるのは誰か」という設問では、自由党のトルドー党首が31%、保守党のハーパー首相が21%、新民主党のマルケア党首が19%だった。
 「主要政党党首のうち、首相として必要とされる経験があるのは誰か」という設問では、保守党のハーパー首相が47%と圧倒的な支持を集めたのに対し、党首に就任して日が浅い新民主党のマルケア党首と自由党のトルドー党首は、ともに16%という結果となった。

 なおハーパー首相は54歳、党首に就任して11年、首相に就任して7年、議員になって20年、当選6回。トルドー党首は41歳、党首に就任して2か月、議員になって5年、当選2回。マルケア党首は58歳、党首に就任して1年、議員になって6年、当選3回(州会議員として12年半、当選3回)。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

nice! 1

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

トラックバック 0