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ハーパー首相の裸体画への異議申し立て、却下される [保守党]

23ec4f264ec4909fe7bf22f0f0ba.jpg ハーパー首相の裸体を描いた絵が図書館に展示されたことに対する異議申し立てについて、オンタリオ人権委員会が審理の管轄外であると判断していたことがわかった。
 キングストン・フロンテナック図書館が今年5月に絵を展示したとき、アルバータ州セント・アルバート在住のカーチス・スチュワート氏は、自分の権利が侵害されたと人権委員会に申し立てた。
 委員会は6月19日、その判断をスチュワート氏に通知し、1か月の猶予を与えたが、彼はその後何のリアクションも取らなかったため、申し立てを放棄したものとみなされている。

 問題の絵は、マーガレット・サザランド作「オート・クチュールの王様」というタイトルで、長椅子の上に横たわる全裸のハーパー首相に、スーツを着た女性が、銀の皿に乗せたティム・ホートンズのマグカップを差し出している様子を描いている。作者は、ハーパー首相による国勢調査廃止や刑務所農場閉鎖に不満を抱いており、アンデルセンの有名な童話「裸の王様(The Emperor’s New Clothes)」にちなみ、首相を諷刺する目的でこの作品を描いたという。
 なお「裸の王様」は日本語訳のタイトルであって、物語では王は下着を着けており、全裸ではない。サザランドの絵には、男根は描かれていない。
 絵はその後、5000ドルで売却された。


写真:「オート・クチュールの王様」の前に座るマーガレット・サザランド。
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