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「敗者は連立するな」 [保守党]

 ハーパー首相は6月3日イギリスを訪問し、キャメロン首相と会談した。ハーパー首相はこの席で、イギリスの連立政権がカナダにとってどれほどためになるかを力説した。
「敗者は、連立政権を作るものではない。勝者が、政権を作るものである。イギリスの連立政権が、選挙で勝利した党によって作られたことが重要である。我が国では、選挙に勝利した党を排除する目的で、そして国家の分裂を企図する政党を含んで連立政権が作られようとした。」
 キャメロン首相はハーパー首相の勢いにたじろいだか、かつて連立について多くの批判的発言をしてきたが、今では自分が間違っていたことを自ら証明する立場にいる、とおどけた。
 キャメロン首相はこう述べた。
「政治では、2つのことを行わなければならない。有権者に委ねられた状況の中で活動すること、そして国家の問題を直視することだ。」
 彼は、この2つの観点から連立は正しいものだったと述べ、「連立政権はまだ始まったばかりだが、うまくやっていけそうだと感じている」と語った。
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