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レイトン首班で連立政権? [新民主党]

 アンガス・リード社による政党支持率調査は、保守党35%、自由党27%、新民主党19%、ケベック連合9%、緑の党8%という結果となった。ケベックでは、ケベック連合が37%でトップだった。
 また主要政党党首の支持率では、相変わらず新民主党のレイトン党首の人気が高く30%、保守党のハーパー首相が29%、自民党のイグナティエフ党首は13%と、相変わらず人気がなかった。

 カナダの兄貴分に当たるイギリスで、保守党=自民党連立政権が発足して以来、少数政権が常態化しているカナダでも連立政権を築くべきだとする論調が強まっている。そこでアンガス・リード社は、支持率を政党別ではなく連立の形態で調査してみた。
 自由党=新民主党連立の首班が自由党のイグナティエフ党首の場合、その支持率は34%で、ハーパー首班の保守党40%に及ばない。そこで自由党=新民主党連立の首班をボブ・レイ議員(元オンタリオ新民主党党首)にすると、その支持率は38%となり、保守党に並ぶ。ところが、自由党=新民主党連立の首班を新民主党のレイトン党首にすると、その支持率は43%となり、ハーパー首班の保守党37%を上回るのだ。
 調査結果は、ケベック人の44%がレイトン首班の自由党=新民主党連立を支持することを示している。これは驚くべきことに、ケベック連合の支持率をも上回っている。これについてアンガス・リード社のジェディープ・ムケルジ副社長は、レイトン党首はケベックでもともと人気が高いが、ケベックの有権者は新民主党が政権を獲れるとは思っていないので、実際の投票に結びつかないのではないかと分析した。
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