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動物愛護運動家、シェー大臣の顔面にパイ [環境]

http://www.youtube.com/watch?v=QiEIX-uirGY&feature=player_embedded
 ゲイル・シェー水産・海洋大臣が1月25日、オンタリオ州バーリントンのカナダ・センターで演説中、PETA(動物の倫理的扱いを求める人々の会)のメンバーから顔面に豆腐パイをぶつけられた。
 パイをぶつけたのは、ニューヨークのエミリー・マッコイ容疑者(37)で、彼女はPETAのメンバーだが、今回の犯行は組織の計画ではないという。彼女は犯行直後「恥を知れ、ゲイル・シェー。血塗られたアザラシ猟を禁止せよ。それはカナダの恥、血塗られたアザラシ猟を非難しないのは彼女の恥である」と演説し、警官に取り押さえられた。
 この事件について、PETA副代表トレイシー・レイマンは「シェー氏の顔についた豆腐パイは、彼女の両手に流された血とは比べものにならない」とコメントした。
 シェー大臣には怪我はなく、顔を拭いた後演説を続けた。
「これは、アザラシ猟とカナダの猟師たちを支援するという私の意志を強固にした。アザラシ猟の現実を見ようともせず、この種の行動に向かう人々がいるのは残念なことだ。」

 政治家へのパイ攻撃を試みる者がしばしば現れるが、その多くは禁固を含む刑事罰を科せられている。2000年にプリンス・エドワード島でジャン・クレチエン首相にパイをぶつけた犯人は、禁固刑を宣告された。2003年にアルバータ州のラルフ・クレイン首相の顔面にパイをぶつけた犯人は、禁固30日の刑を宣告された。2007年にアルバータ州のエド・ステルマック首相にパイをぶつけそこね、警備員にぶつけた犯人は、禁固30日の刑を宣告された。
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