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トンプソン退役軍人大臣、辞任 [保守党]

 1月16日、グレッグ・トンプソン退役軍人大臣が辞任を表明した。これによりハーパー首相は、19日にも小規模な内閣改造を行う必要に迫られた。
 今年62歳になるトンプソン退役軍人大臣は、10月からクリスマス休暇までの間に家族の待つ家に帰れたのはわずか2回だけで、もっと多くの時間を家族とともに過ごしたいと語った。
「私は、高い地位にいるうちに引退したい。多くの政治家が不必要に長く地位に留まるのを見てきたが、私はそうしたくなかった。」
 彼は当面は下院議員として留まるが、次の総選挙には出馬せず引退すると表明した。しかし上院議員転進の可能性については、否定しなかった。
「もし上院議員の地位を提示されたら考慮はするが、それは今ではない。上院議員になるために閣僚を辞任するのではない。」
 彼はまた、議会が停会している間に閣僚を辞任し、新任の大臣に職務について経験を積む時間を与えたいと語った。
 ハーパー首相は「私は彼の決定を尊重し、彼と家族の幸運を願っている」とコメントした。

 グレッグ・トンプソン氏は、ニューブランズウィック州から1988年に初当選し、2006年退役軍人大臣に任命された。ハーパー政権の4年間で、同じ閣僚ポストを一貫して務めているのはトンプソンとジム・フラハティ財務大臣だけである。
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