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自由党支持率、オンタリオで急上昇 [自由党]

2650648 ナノス・リサーチ社が3月13から18日にかけて、1002人のカナダを対象に行った電話世論調査は、全国で自由党の支持率が保守党をわずかに上回ったこと、またその原因がオンタリオでの躍進にあり、特に新民主党支持者が自由党に流れていることが判明した。

 オンタリオでの政党支持率は自由党44%、保守党31%、新民主党14%、緑の党10%という結果となった。2008年10月総選挙におけるオンタリオでの得票率は自由党33.8%、保守党39.2%、新民主党18%だった。これについてナノス・リサーチ社のニック・ナノス氏は、「新民主党支持者が継続的に自由党に流れている」と分析した。
 また「誰が首相にふさわしいか」という設問には、イグナティエフ党首(自由党)が33%、ハーパー首相(保守党)が31%となった。

 全国での政党支持率は自由党36%(2月33%)、保守党33%(2月34%)、新民主党13%(2月16%)という結果となった。また「誰が首相にふさわしいか」という設問には、ハーパー首相(保守党)が33%、イグナティエフ党首(自由党)が27%、レイトン党首(新民主党)が12%となった。
 調査結果は、経済危機以降、自由党がオンタリオで全ての党の支持者から支持を奪ったことを示しており、特に最も多くの支持を奪われたのは新民主党である。ハーパー政権は近年、新民主党を支持してきた中道左派勢力の支持を受けてきたので、この結果は脅威となるだろう。
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