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バンクーバー五輪マスコット決まる [バンクーバー五輪]


 11月27日、2010年バンクーバー冬季オリンピックのマスコット3匹とその相棒が、ブリティッシュコロンビア州サレーのベル舞台芸術センターに集まった学童800名の前で発表された。マスコットとその相棒はいずれも、カナダ先住民の神話にゆかりがある動物たちをモチーフとしたものとなった。
 その一匹「ミガ」は、太平洋岸北西部先住民の神話ではシャチの化身とされるカーモーディ・ベア(スピリット・ベア)という白いクマで、スノーボーダーという設定。
 「クワッチー」は、カナダ西部伝説の恥ずかしがりでやさしい巨漢の山男、サスカクワッチがモデルだ。アイス・ホッケーが大好きで、世界的に有名なゴーリーになるのが夢という設定。
 「スミー」は、シャチの頭に巨大なサンダーバードの翼とクロクマの毛むくじゃらの足をもった動物の姿の守護霊だ。
 この3匹のマスコットの相棒「ムックムック」は、バンクーバー島に生息する珍しいモルモットがモデル。公式マスコットでないが、時おり突然姿を現して仲間を驚かせるのが趣味とか。「ムックムック」の名は先住民スクォミッシュ族の言葉で食べ物を意味する「ムッカムック」に由来し、食いしん坊だそうだ。
 3マスコットとその相棒は、バンクーバーのメオミ・デザイン社がデザインを担当、バンクーバーオリンピック組織委員会により発表された。

写真上左:ミガ。
写真上右:クワッチー。
写真舌:スミー。


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高橋 幸二

 カナダ・オリンピック委員会は、来年の北京オリンピックよりカナダ人のメダル獲得者に賞金を支払うことを表明した。
 金額は金メダリストに2万ドル、銀メダリストに1万5千ドル、銅メダリストに1万ドルで、同委員会は、賞金制度が金銭的負担を負いながら長年トレーニングを積まねばならない多くのスポーツ選手にとり、最善の補償となるだろうと語った。
 仮にトリノオリンピックでカナダ人メダル獲得選手たちに賞金が贈呈されていたら、同委員会の負担額は36万ドルになっていた計算になる。
by 高橋 幸二 (2007-12-01 22:45) 

高橋 幸二

 バンクーバー・オリンピックのマスコット「スミちゃん」が大人気で、発売後2週間で早くも売り切れとなった。
 スミは熊と雷鳥のミックスで、シャチの帽子をかぶった動物の守護霊のマスコットだが、マスコットの製造元は、スミの人気が一番低く、他のオリンピック・マスコットのミガとクワッチの需要の方が大きいだろうと予測していた。オリンピック・マスコットの製造権を有するノーザン・ライト社のマックケリカー社長は、市場調査で別のマスコット2つの方が子供に人気があると判断していた。
 「ミガは女の子で、クワッチは男の子、ではスミは一体どっちという雰囲気でした」と同社長は語った。そのため同社では、クワッチ8に対し、ミガ6、スミ3の割合で製造に入ったそうだ。ザ・ベイ取締役スタンベリー氏は、スミが圧倒的な人気を博しており、その理由としてスミには面白い伝説があるかもしれないと語った。その姿も、スミには他のマスコットと違って翼と足があり、どうしてそうなったかは伝説を学ぶ必要があるそうだ。
 マスコットはザ・ベイとゼラースで販売していたが、スミだけ売り切れになった。製造元によるとスミが再び店頭に現れるのは1月以降の予定だが、クリスマス・プレゼントの季節に臨み緊急の供給がある見込み。
by 高橋 幸二 (2007-12-18 06:06) 

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