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五輪に備え合法売春宿を要請 [バンクーバーとBC]

 ブリティッシュコロンビア州の売春婦が、2010年バンクーバーオリンピックに世界各国から集まる訪問者を見込んで、合法売春宿の開設を要請している。
 「ブリティッシュコロンビア州実験的コミュニティーズ連合」は連邦政府に、共同運営方式の売春宿運営を許可するよう求めている。提唱者の一人スーザン・デービスさんは「これはセックス産業従事者により所有され、運営され全面的に規定される事業となります」とCTVニュースに語った。オリンピック開催により大勢の訪問客が見込まれ、気軽にセックスを楽しみたいという男性も多く含まれだろう、と述べた。
 デービスさんによると、売春婦にとり安全な営業所となる施設が5箇所計画されている。「北米で売春婦の死亡率が非常に高い地域で、最も危険とされる商売を営むことになるからです」。
 同連合は、目下一番目となる施設の場所を探しており、バンクーバーのイーストサイドとなる見込みだが、麻薬中毒者向けの公認麻薬注射サイト同様の連邦政府控除の対象とならない限りは営業しないとのことだ。
 同連合は、すでに新民主党リビー・デイビーズ氏など一部の有力政治家の支持を得ている。「検討中の提案は近隣への影響が少ない公認施設に関するもので、特に安全面を重要視しています」とデイビーズ氏。サム・サリバン市長は提案に反対はしていないものの、そのような合法売春宿が、麻薬やアルコール中毒のためにセックス産業に身を委ねている多くの売春婦の厚生につながらない事を懸念しているそうだ。UBCのジェニン・B法律学教授をはじめ反対派は、売春宿の提案は、女性を搾取し堕落させる商売を合法化しようとする動きに他ならないと懸念している。
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