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野党3党内閣不信任案提出へ [自由党]

 保守党のハーパー党首・ケベック連合のデュセップ党首・NDPのレイトン党首は、マーチン首相に1月の選挙に合意するか、不信任案提出を受けるよう求めている。
 2004年総選挙では、与党自由党は過半数を割り込み、NDPと併せて過半数に1議席足りないという辛勝だったが、2005年11月1日、スポンサーシップ事件に関する中間報告で、ゴメリー調査委員がクレチエン前首相らの関与を指摘すると、自由党に閣外協力してきたNDPはマーチン政権不支持を表明し、首相は窮地に立たされている。
 自由党は、今国会に個人所得税減税の法案を提出する予定だが、ハーパー党首は「自由党が減税を真剣に考えているなら、とっくの昔にできたはずだ」と一蹴し、「クリスマスの選挙を避けるためには、年内のより早い選挙の受け入れを政府に強制する方が望ましい」と語った。
 レイトン党首は、年末年始の選挙を避けるための妥協案として、1月上旬公示・2月中旬投票のスケジュールを提案している。だがそれは、選挙期間中にゴメリー調査委員の第2のレポートが発表されることを意味する。
 マーチン首相は、クリスマス前に選挙が行われると政府が取り組んでいる重要問題がなおざりになる可能性を示唆した。首相は、2月1日に予定されているゴメリー調査委員による最終調査報告書の公表後30日以内に総選挙を公示することを、すでに表明している。


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