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緑の党党首選、4組が立候補 [緑の党]

 カナダ緑の党は8月31日、党首選の立候補者は4組で確定したと発表した。
 エリザベス・メイ元党首&ジョナサン・ペドノー氏、アンナ・キーナン氏&チャド・ウォルコット氏は、2人1組で共同党首として立候補する。あとの2人は単独党首候補で、セーラ・ガブリエル・バロン氏とシモン・グノッチーニ=メシエ氏である。
 メイ氏は候補の中で、唯一の現職下院議員である。キーナン氏は2019年と2021年、バロン氏は2006年(2021年には無所属で)、グノッチーニ=メシエ氏は2021年に緑の党から下院選に立候補し落選している。ウォルコット氏は、2018年にケベック州議会選で落選している。
 ナジブ・ジュット氏も立候補を予定していたが、義務づけられている英語とフランス語のテストについて後者を拒否したため、失格となった。

 党首選は、第一回と第二回の投票が行われる。第一回投票は10月14日までに行われ、同日集計し誰が第二回投票に進めるかが発表される。
 第二回投票は11月19日までに行われ、同日に当選者が発表される。
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31日にトルドー内閣改造 [自由党]

 トルドー首相が8月31日に小規模な内閣改造を行うと、メディアが30日に報じた。
 首相周辺からの話によると、個人的な理由で辞任したい閣僚が一人いるのと、フィロメナ・タッシ公共サービス・調達大臣が家庭の事情により異動を希望しているのだという。
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10月3日の総選挙を発表 [ケベック]

 ケベック州のフランソワ・ルゴー首相は、8月28日にミシェル・ドワヨン副総督に会い、州議会を解散し10月3日に総選挙を実施するよう要請すると、23日にツイッターで発表した。
 法律では、総選挙は4年ごとの10月第一月曜日に(解散がある場合はその39日後までに)実施しなければならない。選挙期間は33日から39日の間で、2022年は10月3日までに実施しなければならないことから、総選挙の公示は8月29日までに行わなければならない。各党は総選挙に備え、すでにマニフェストを発表しているが、候補者全員を擁立できていない党がまだあるようだ。
 現有勢力はケベック未来連合76、ケベック自由党27、ケベック連帯10、ケベック党7、ケベック保守党1、無所属4(定数125議席)。7月31日にレジェ社が実施した政党支持率調査は、ケベック未来連合44%、ケベック自由党18%、ケベック連帯15%、ケベック保守党13%、ケベック党10%となり、与党ケベック未来連合が過半数を獲得できそうだ。ケベック保守党は、2009年の結党以来議席を獲得できていないが、今年に入って支持率を上げており、議席獲得が期待できる。
 かつて「ケベック保守党」という政党があったが、ケベック自由党の民族派を吸収し「国民連合」(ユニョン・ナショナル)となり、独裁者デュプレシが18年もの長期政権を敷いたが、1959年に彼が死去すると「静かな革命」が起こり、同党は消滅した。以後ケベックでは保守政党の議席獲得は困難となり、1982年には「ケベック進歩保守党」が結成されたが、カナダ進歩保守党の協力を得られず、議席を獲得することなく89年に解散した。
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