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メイ元党首、党首選出馬か [緑の党]

 緑の党は、11月19日に新しい党首を選出する。複数のメディアは、エリザベス・メイ元党首が立候補し共同党首に就くことを検討していると報じた。
 メイ氏は2006年から2019年まで13年間も党首を務め、4度の総選挙を指揮し、2011年総選挙では同党初の当選者となった。2019年総選挙では、支持率が一時13%にまで達し、2桁議席獲得も期待されたが、3議席に終わった。彼女はその年結婚したこともあり、「家庭の事情」を理由に党首を辞任したが、後任のアナミー・ポール党首は、イスラエルによるパレスチナ空爆を非難しなかったばかりか、イスラエル擁護発言をした相談役を批判しなかったため、不信任投票され、辞任した。
 メイ氏は、党首は議会に議席を持つ人が好ましいと考え、マイク・モリス議員に立候補するよう要請したという。だが彼は「党首選に出馬してほしいという要請を、全国からいただいており本当にありがたく思う。ただ今は、自分を選んでくれた選挙区の住民のために働くことに専念したい」と語っていることから、メイ氏は自ら立候補し人権活動家のジョナサン・ペドノー氏と共同党首に就くことを考えているという。

 党首選には、ケベック緑の党のアレックス・タイレル党首が出馬を検討していたが、ロシアのウクライナ侵攻直後に「自分は暴力に反対する」「ウクライナは武器を供与されるべきでなく、ロシアとの交渉に応じるべきだ」と発言し、7月にカナダ緑の党を除名された。
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