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ハーダー上院議員、進歩上院の会へ [自由党]

 上院政府代表を辞したピーター・ハーダー上院議員が、進歩上院の会に入会したことがわかった。これにより上院勢力は、無所属の会49、保守党21、カナダ上院の会13、進歩上院の会8、無所属5(ジョージ・フューレイ議長、マルク・ゴール上院政府代表と副官レーモンド・ガニェとパティ・ラブカン=ベンソンを含む)、欠員9(定数105)となった。

 ニュースは、パトリシア・ボビー上院議員が8日に無所属の会を退会し、進歩上院の会に移籍した一週間後に来た。無所属の会は退会者が続出しており、さらに何人かがあとに続くことがありえる。
 上院委員会のポストは、会派の規模に応じて配分されている。無所属の会のユエンポー・ウー世話役は、退会を阻止するため、退会者から委員会ポストを剥奪する動議を通過させた。なお公式政党は9議席以上が必要なため、進歩上院の会は上院において正規の会派ではなく、彼は同会に委員会ポストを割り振るのを阻止しようとした。

 ハーダー議員は14日、上院で一党支配があるのは好ましくないと語った。
「上院において、全ての上院議員を平等に扱いたいくない1つのグループがあることを私は憂慮している。私はそれに与しないし、本当のところ、私はそれに対する障壁でありたい。」
「多数派主義が、新たな党派主義になることを憂慮している。そしてそれが、上院議員の平等と、他のグループの声に耳を傾ける重要性を尊重していないことを警告したい。」
 だがウー世話役は、会派離脱者の委員会ポストを再配分する動議には、全ての公認会派の代表が合意したことだと反論した。
「上院議員が会派を離脱したら、委員会ポストは所定の会派に戻るということは皆の総意だった。それは公式に記録されている。」
 またハーダー議員は、上院において公式野党の役割は保護されるべきだと語った。ウー世話役は2019年12月、党派性のない上院のため「野党」「野党党首」の役割を廃止する動議を提出した。それは全ての会派を同等に扱うことで、伝統的な二大政党対抗型の議会運営に終止符を打つものだったが、公式野党である保守党の怒りを買った。
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