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トルドー内閣発足 [自由党]

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 ジャスティン・トルドー氏は11月4日、総督公邸リドー・ホールで総理大臣として宣誓し、トルドー内閣の閣僚を発表した。
 彼は公約通り、自身を除く閣僚を男女同数に15人ずつ任命した。記者会見で、閣僚を男女同数にすることがなぜそれほど重要なのかについて尋ねられると、彼は「2015年だから」と笑顔で答えた。
 トルドー首相は、新政権にとって開放性と透明度が重要であり、政策決定は証拠と情報に基づくと述べた。また今年終わりまでに2万5000人のシリア難民をカナダに受け容れるという公約については、目標達成のためのチームを編成し「大きなステップ」を踏み出すと語った。
 10年前まで政権に就いていた自由党は、閣僚経験者も少なくないが、新政権に入閣した閣僚経験者は6人だけとなった。それはグッデイル元財務大臣、マッコーレイ元労働大臣・元法務長官、ディオン元政府間関係大臣・元環境大臣(元党首)、ブライソン元公共事業大臣、ベネット元厚生大臣、マッカラム元国防大臣・復員軍人大臣である。いったんトルドー首相に何かあった場合、臨時代理首相はグッデイル氏、マッコーレイ氏、ディオン氏の順に継承される。

●トルドー内閣閣僚名簿(括弧内は選挙区)
総理大臣 兼 政府間関係大臣 兼 青年担当大臣:ジャスティン・トルドー(ケベック)
公安・非常時対応準備大臣:ラルフ・グッデイル(サスカチュワン)
農務・農産食品大臣:ローレンス・マッコーレイ(プリンスエドワード島)
外務大臣:ステファン・ディオン(ケベック)
移民・難民・市民権大臣:ジョン・マッカラム(オンタリオ)
先住民および北方問題担当大臣:キャロリン・ベネット(オンタリオ)
予算庁長官:スコット・ブライソン(ノバスコシア)
下院院内総務:ドミニク・ルブラン(ニューブランズウィック)
技術革新・科学・経済発展大臣:ナブディープ・シン・ベインズ(オンタリオ)
財務大臣:ビル・モルノー(オンタリオ)
法務大臣 兼 司法長官:ジョディ・ウィルソン=レイブルド(ブリティッシュコロンビア)
公共事業・政府業務大臣:ジュディ・フート(ニューファンドランド&ラブラドル)
国際貿易大臣:クリスティア・フリーランド(オンタリオ)
厚生大臣:ジェーン・フィルポット(オンタリオ)
家庭・児童および社会開発大臣:ジャン=イブ・デュクロ(ケベック)
運輸大臣:マルク・ガルノー(ケベック)
国際開発 兼 フランコフォニー担当大臣:マリー=クロード・ビボー(ケベック)
天然資源大臣:ジム・カー(マニトバ)
文化遺産大臣:メラニー・ジョリー(ケベック)
歳入大臣:ディアンヌ・ルブティリエ(ケベック)
復員軍人大臣 兼 国防副大臣:ケント・ヘーア(アルバータ)
環境および気候変動担当大臣:キャサリン・マッケナ(オンタリオ)
国防大臣:ハルジット・サジャン(ブリティッシュコロンビア)
雇用・労働力開発・労働大臣:メリーアン・ミハイチャック(マニトバ)
インフラおよびコミュニティ担当大臣:アマルジート・ソーヒ(アルバータ)
民主機関担当大臣:メリヤム・モンセフ(オンタリオ)
スポーツおよび障害者担当大臣:カーラ・クワルトロー(ブリティッシュコロンビア)
漁業・海洋・沿岸警備隊担当大臣:ハンター・トゥートゥー(ヌナブート)
科学大臣:カースティ・ダンカン(オンタリオ)
女性の地位担当大臣:パティー・ハイデュ(オンタリオ)
中小企業・観光担当大臣:バーディシュ・チャッガー(オンタリオ)
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