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テュルメル暫定党首、ケベック連合党員だった [新民主党]

 8月2日、新民主党のニコル・テュルメル暫定党首が、かつてケベック連合党員だった過去が発覚した。
 彼女がケベック連合党員だったのは、2006年12月から2011年1月までで、今年5月の総選挙に新民主党から立候補することが決まったとき、離党したという。テュルメル暫定党首は、党員になったのは友人のカロル・ラバレ議員を支援するためであり、ケベック独立を支持していたわけではないと弁明した。また彼女は、ここ20年間ずっと新民主党員であることも明らかにした。
 ところが、テュルメル暫定党首はいまだケベック連帯の党員であるという事実が、新たに発覚した。ケベック連帯はケベック州議会に1議席を持つ、左翼系のケベック分離主義政党である。
 ディミトリ・ソウダス首相報道官は、次のように述べた。
「暫定党首がほんの数ヶ月前まで、分離主義のケベック連合党員だったようでは、新民主党は政権に就く準備がまだできていないのではないかと心配になる。」
 保守党はさらに、新民主党のケベック選出議員の中に分離主義者またはそのシンパがほかにもいるとして、アレクサンドル・ブレリス議員、マルク=アンドレ・モレン議員、クロード・パトリ議員の名を挙げた。
 また自由党のボブ・レイ暫定党首は、こう語った。
「彼女がこれらの事情を有権者に明らかにしなかったことに、多くの国民は驚くと思う。」
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