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米大統領報道官、カナダのジャージーを着て会見 [アメリカ]

WhiteHouse_531850a.jpg アメリカのロバート・ギブス大統領報道官は3月12日、カナダのディミトリ・ソーダス首相報道官とオリンピックのホッケーで賭けに負けたという理由で、チーム・カナダのジャージーを着て記者会見にのぞんだ。
 会見を始めた彼は開口一番「今日はいつもの服装ではありません。カジュアル・フライデーです」と語った。まず、女子アイスホッケー決勝でカナダがアメリカを破ったため、彼は賭けに負けた。この罰ゲームとして彼は、報道陣の前でオフレコでカナダのジャージーを着なければならなくなったが、さらに男子アイスホッケー決勝でカナダがアメリカを破ったため、恥ずかしい姿を全世界に報道されることになった。彼のジャージーはアメリカのキーパー、ライアン・ミラー選手にちなんで背番号39がついていた。
 こうしてギブス大統領報道官は数分間晒し者になった後、カナダのジャージーを脱ぎ捨てると、その下にはチーム・アメリカのジャージーを着ていた。

 実はオバマ大統領も、ハーパー首相と同様の賭けに負けている。オバマ大統領はハーパー首相に、モルソンカナディアン・ビールを2ダース届けなければならない。ハーパー首相が負けた場合は、イエングリング・ビールを届ける約束になっていた。これについてギブス大統領報道官は、「ほとんどはディミトリが飲むでしょうね」とおどけた。
 ソーダス首相報道官は、「我々はともに、おのおのの国家とアスリートを誇りに思っています。だから友好的な賭けが成立しているのです」という声明を発表した。
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