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体臭を理由に飛行機の搭乗を拒否 [犯罪・事件]

 カナダの航空会社ジャズ・エアが、強烈な体臭を発していた乗客の搭乗を拒否したことを、シャーロットタウンの新聞「ガーディアン」が2月18日に報じた。体臭を理由に搭乗を拒否することは、極めて異例のこと。
 2月6日、シャーロットタウン発モントリオール行きのフライトに乗ったペニー・ウォルシュさんは、強烈な体臭を発する乗客がいるという理由で、客室乗務員に席を移動するよう勧められた。彼女はそのアメリカ人男性の3列前に座っていたが、風邪をひいていたため異臭は感じなかった。しかし周囲の乗客たちは、一斉に男性を見つめて不満を述べていたという。彼女の隣に座っていた乗客は、男性の悪臭を「強烈だ」と言っていた。男性は乗務員に促され、機外に出た。この事件により、15分程度の遅れが生じた。
 ジャズ・エア広報担当のマノン・スチュアート氏は、搭乗を拒否した理由や乗客の詳細には触れなかったが、
「航空会社として、乗客・乗務員の安全と快適性は、最優先事項である。ゆえに安全と快適性を脅かされるどんな状況においても、乗務員は乗客の最大多数の要望に応えて行動しなければならない。残念なことに、ある状況においては、乗務員が乗客を排除することも必要になるかもしれない」
と語った。ただし同社は、他社と同様に乗客の体臭に関する規定は特に設けていないとも付け加えた。

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