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レイトン党首、癌を公表 [新民主党]

 新民主党のジャック・レイトン党首(59)は2月5日、12月に前立腺癌と診断されたと公表した。彼は党首を辞任するつもりはないが、「テレビでオリンピックを観る時間が増えた」と語った。
 連邦議会は3月3日まで停会中であり、どの党も早期解散・総選挙を望まないので、3月4日に上程される予算案は信任されるだろう。レイトン党首にとっては、治療に専念する十分な時間が与えられることになる。
 レイトン党首は歴代党首の中で、最も成功した者の一人である。2003年わずか14議席の党を引き受け、2008年総選挙で37議席まで勢力を拡大した。
 前立腺癌はカナダ人の6人に1人が罹患し、34人に1人が死亡する。彼の父でマルローニ内閣の鉱業大臣を務めたロバート・レイトン、クレチエン内閣の法務大臣・厚生大臣・産業大臣を務めたアラン・ロック、改革党を創設したプレストン・マニングは、いずれも前立腺癌を克服した。
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