“no-good bastards”発言を謝罪

　保守党のジェラルド・ケディ議員（ノバスコシア州サウスショア=セント・マーガレッツ選挙区選出）は11月24日、ハリファックスの失業者を“no-good bastards”と呼んだ前日の発言について謝罪した。
「ハリファックスの失業者に言及した発言について、心からの謝罪をする。これらのコメントは無神経なもので、本当に申し訳ない。世界的な不況の中で失業した人々を、私は決して怒らせるつもりもなければ、失業者たちが懸命に仕事を探していないと言ったわけでもなかった」
と彼は、下院で語った。
　ノバスコシアのアナポリス渓谷では林業が盛んだが、そこで働く人はメキシコからの移民が多い。ケディ議員はインタビューで、移民労働者を雇ったことはあるかと問われ、自分はないが、この近辺でクリスマス・ツリーを生産している林産業者は、選択の余地がないから移民を雇っていると答えたあと、「ノバスコシアンは、そんな仕事はしない。だからハリファックスの歩道に座っている“no-good bastards”は、仕事を得られないのだ」と語った。