「嘘」VS「嘘つき」

　11月３日、ジェイソン・ケニー移民大臣の答弁中、ケベック連合のデュセップ党首が「嘘、嘘、嘘（lies, lies, lies）」と叫んだ。
　すると保守党議員団は憤った。リック・ダイクストラ議員が立ち上がり、発言を撤回するよう要求した。しかしデュセップ党首は、議会で「嘘つき（liar）」は許容されないが「嘘」は許容されるとして、撤回を拒否した。「嘘つき」は、常時嘘をついていることを意味するからである。
　この問題についてピーター・ミリケン議長は、「嘘」と「嘘つき」のいずれも聞こえなかったが、「嘘」は許容すると述べた。彼はビデオをチェックし、問題があるなら検討すると回答した。