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イグナティエフが「首相に最もふさわしい党首」に [自由党]

 アンガス・リード社が12月11日から12日までに1004人の成人カナダ人を対象に行った世論調査で、「首相に最もふさわしい党首」として自由党のイグナティエフ党首が、就任後わずか3日でいきなりトップに立ち、ハーパー首相はこの2年間で初めて30%を割るという結果が出た。
 「最も良い首相になれるのはどの党首か」という設問では、イグナティエフ党首(自由党)28%、ハーパー党首(保守党)27%、レイトン党首(新民主党)10%、メイ党首(緑の党)3%、デュセップ党首(ケベック連合)2%という結果となった。16%は5人の誰も良い首相だと思わないと回答し、15%はわからないと回答した。
 アンガス・リード社のマリオ・カンセコ氏は、調査結果についてこう分析した。
「党首に関する支持率は、党の支持率と密接な関係にある。ニュージーランドで総選挙の6か月前に実施された世論調査でも、野党国民党のジョン・キー党首が首相に最もふさわしいという結果が出ていた。それゆえ、イグナティエフ党首が就任してわずか3日でトップになったという事実は、自由党にとって良い前兆と言えよう。今までハーパー首相は常に30%以上あり、ディオン党首は常に20%以下だった。」

 また「連邦議会選挙が明日実施されたら、あなたはどの党を支持しますか」という設問では、保守党37%(-5ポイント)、自由党31%(+9ポイント)、新民主党15%(-3ポイント)、ケベック連合9%(-1ポイント)、緑の党8%(+1ポイント)という結果となり、ここでも自由党の支持率上昇が顕著に現れた。
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