ロバート・ピクトン被告に有罪判決 [犯罪・事件]
http://blog.so-net.ne.jp/canadian_history/2007-01-27
12月9日ブリティッシュコロンビア最高裁で、ロバート・ピクトン被告に有罪判決が下った。
セリーナ・アボッツウェイさん、アンドレア・ジョーズベリーさん、モナ・ウィルソンさん、ジョージナ・ペイピンさん、ウォルフ・フレイさん、マーニー・フレイさん6人の殺害に関し、主席陪審員が第一級殺人罪について無罪を6度宣告したとき、傍聴席からは絶叫やすすり泣く声が聞こえた。だがその後、6人の殺害について第二級殺人罪で有罪を宣告したとき、その声は歓呼に変わった。
この判決は、ピクトン被告が終身刑に課せられる可能性を含むものの、第一級殺人罪では刑期25年を経過して仮釈放申請ができるのに対し、第二級殺人罪では刑期10年で申請することが可能となる。
判決の後、事件の捜査にあたったRCMPのビル・フォーディは「遺族の方々は落胆しているのではないだろうか」と語った。
またウォーリー・オパール司法長官は、「ピクトン被告が出所することはないだろう」と語った。
ピクトン被告は少なくとも49人の女性を殺害した容疑があり、この後さらに20人の女性殺害についての公判が控えている。
コメント 0
コメントの受付は締め切りました