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元アルビレックス新潟の中島、カナダ代表に [スポーツ]


 中島ファラン一生は1984年、イギリス人の父と日本人の母のもとにカナダのカルガリーで生まれ、三つの国籍を持っている。3~10歳は日本、11~15歳はイングランドで生活を送るも、16歳のときに再び日本に戻ることを決意した。イングランドではサッカーと学業の両立が難しいことがわかったからだ。ロンドンではクリスタルパレスのユースでプレーしていた彼は、すぐに東京ヴェルディのユースの入団テストに合格した。

 都並敏史監督のもと、彼は才能を伸ばし続け、トップに昇格することはできなかったものの、反町康治監督が率いていたJ2のアルビレックス新潟に入団することができた。J2では1試合も出られなかったが、シンガポールリーグにあるアルビレックスの下部クラブに移籍すると一気にFWとしての才能を開花させ、2005年には最優秀若手選手賞にも選ばれている。そこでの活躍が目にとまり、2006年デンマークのベイレBKに移籍し、14試合で6得点を挙げる活躍を見せ、2006年11月、カナダ代表に招集された。


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