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2018年「今年話題の人物」にフンボルト・ブロンコス [今年話題の人物]

 カナディアン・プレスは12月19日、2018年「今年話題の人物」にフンボルト・ブロンコスを選出した。団体が選出されるのは、2006年の「カナダ軍」、2007年の「RCMP(カナダ連邦警察)」に続き3度目。
 名門ジュニア・ホッケーチーム「フンボルト・ブロンコス」の選手・スタッフと運転手28人を乗せたバスが、サスカチュワン州ティズデールの交差点でトラックと衝突し、16人が死亡、13人が負傷した。そのほとんどは未成年者で、将来を嘱望されたホッケー・プレーヤーだった。負傷者の中には、半身麻痺に陥った者や、脳に深刻なダメージを負った者もいて、彼らの回復のストーリーもまた大きく報じられた。犠牲者を悼み、80か国以上の人々から1500万ドルを超える寄付金が寄せられた。
 CTVの編集主幹ドーン・ウォルトン氏は、次のように述べた。
「個人ではないが、チームとしてフンボルト・ブロンコスは、カナダ人であるということはどういうことなのかを定義した。」
 また「ピータボロー・エグザミナー」のケニー・ゴードン編集長は、こう述べた。
「この物語は国中に衝撃を与えた。単なる悲劇にとどまらず、その後のチームへの援助のあり方として。」
 フンボルト・ブロンコスは、129票中56票を獲得した。2位は、33票を獲得したクリスティア・フリーランド外務大臣で、トランプ政権とのNAFTA再交渉や、ファーウェイCEO逮捕とそれに関連するカナダ人身柄拘束で脚光を浴びた。3位は、12票を獲得したオンタリオ州のダグ・フォード首相だった。
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