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ジョージス大臣が辞任 [保守党]

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 ハーパー首相は4月9日、ヘレナ・ジョージス女性の地位担当大臣の辞任を発表した。彼女は下院議員に留まるが、保守党幹部会からは追放される。後任にはローナ・アンブローズ公共事業大臣が就任する。
 ハーパー首相は8日、ジョージス大臣夫妻にまつわる新たな疑惑を知った。報道によると彼女の夫ラヒム・ジャッファー元下院議員は、2008年に落選したにもかかわらず議員の名刺を用いて、暴力団ヘルズ・エンジェルズの財政コンサルタントでマネーロンダリングを手がけたと自称するナジム・ジラーニ氏に、ハーパー首相にコネがあると言って、政府の補助金を受けられるいいビジネスを提供すると語った。また彼女は、2008年総選挙で選挙管理委員会に申告した選挙費用のうち、977ドルが靴や遊興費であった事実について、警察の調査の対象となっている。ジラーニ氏も、詐欺容疑で捜査の対象となっている。
 ジャッファー元議員は、個人のホームページ上で保守党ロゴを使用していたが、党からのクレームにより8日にロゴを削除した。ハーパー首相はこの件について、ジャッファー氏は落選して現在は民間人であり、また自分には何の影響力もないと述べた。
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