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緑の党党首にカットナー氏 [緑の党]

 カナダ緑の党評議会は11月24日、天文学者のアミタ・カットナー氏(30歳)を暫定党首に指名した。カットナー暫定党首は、連邦議会に議席を持つ党の党首としては史上最年少で、(公表されたかぎりでは)最初のトランスジェンダー(ノンバイナリー)である。父はイギリスからの移民、母は香港からの移民で、最初の東アジア系の党首でもある。
 カットナー氏はブリティッシュコロンビア州ノースバンクーバーに生まれ、カリフォルニア大学サンタクルーズ校で天文学を学んだ。
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 2019年連邦議会総選挙でtheyは、ブリティッシュコロンビア州バーナビー・ノース-シーモア選挙区から出馬し、得票率9.6%の4位で落選したが、得票を前回総選挙の2倍にした。2020年には党首選に出馬したが、第4回投票で得票率7.3%の6位で敗退した。
 党則により、正式な党首を選出する党首選は、暫定党首指名の6か月後までに開始し、2年後までに終えなければならない。カットナー暫定党首の任期は次の党首が就任するまでで、theyは党首選に出馬する考えはないという。theyは「正式な党首を決めるにあたり、長い準備期間と、短い選挙機関があるべきだ」と語った。
 緑の党は2021年7月以来、党員6259人と寄付者499人を失ったと発表した。カットナー暫定党首は、ポール前党首のリーダーシップにまつわる内紛が影響したと述べた。
 なお党首選出馬を噂されていたポール・マンリー前議員(2021年総選挙で落選)は24日、党首選に立候補しないと発表した。
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