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2020年の重大ニュース [十大ニュース]

ctvが選ぶ「2020年十大ニュース」
https://www.bellmedia.ca/the-lede/press/ctv-news-reflects-on-the-top-10-news-stories-of-the-year-in-new-years-eve-special-ctv-national-news-at-home-2020-year-in-review/
1.COVID-19パンデミック
2.カナダのCOVID
3.危機的経済
4.ノバスコシアの悲劇
5.アメリカのCOVID
6.アメリカの政治
7.人種差別の清算
8.カナダと世界
9.気候変動
10.スポーツの悲劇と勝利

CBCが選ぶ「2020年政治の5大ニュース」
https://www.cbc.ca/news/politics/top-five-political-stories-2020-1.5853589
1.COVID-19パンデミック
2.WEチャリティ・スキャンダル
3.アメリカ大統領選
4.制度的人種差別
5.保守党党首選


今年は、新型コロナ流行のためそれ以外のニュースに乏しく、「管理人が選ぶ十大ニュース」は割愛させていただきます。
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2020年今年話題の人物に「前線で働く人々」 [今年話題の人物]

 カナディアン・プレスは12月16日、2020年「今年話題の人物」に「前線で働く人々」を選出した。複数が選出されるのは、2006年の「カナダ軍」、2007年の「RCMP(カナダ連邦警察)」、2018年の「フンボルト・ブロンコス」に続き4度目となる。

 医療従事者は、命の危険を冒し、家族を家に残して出勤し、しばしば死んで行く人々の手を握り、その最期を看取る人になった。商業従事者は、感染するリスクを冒しながら、生活必需品を人々に届けるため、人知れず働いた。
 トロント・スター紙の編集者ジョディ・アイゼンバーグ氏は、前線で働く無名の人々を賞賛した。
「前線で働く人々は、新型コロナがどういう性質のものかよくわかっていなかった当初から、命の危険を冒していた。」
 CTVカルガリーの編集主幹ドーン・ウォルトン氏も、彼らの犠牲を強調した。
「国民の多くは、家に留まることで感染阻止に貢献した。だが前線で働く人々は、あえて進み出ることで貢献した。」
 カナダ食品&商業組合のポール・マイネマ委員長は、商業従事者の重要性を自負した。
「人々は毎週食料雑貨店に行き、新鮮な食品が常に棚にあるのは誰のおかげだったか、考えようとすることはなかった。新型コロナは、この仕事の重要性をあらわにした。」
 オプティラブ-マギル大学保健センターのエンゾ・カプリオ局長は、3月から43万回のテストを行い、本来なら何年もかかる作業をほんの数ヶ月で終えたと語った。
「3月から私は毎日、13時間働いている。私のスタッフは、立ち止まらなかった。」
「彼らは自分たちのしていることの重要性を理解しており、自発的にそうしている。」
 ペンティクトン・ヘラルド紙編集主幹のジェームズ・ミラー氏は、こう述べた。
「人々は悲惨な年に、我々の日常的なヒーローはプロスポーツ選手でも、ミュージシャンでも、政治家でもなく、前線で働く人々だったと思い出した。」

 「今年話題の人物」は伝統的に、多くは政治家であり、ときにはアスリートだった。だが新型コロナウィルスCOVID-19は、この年一貫してニュースの話題であり続けた。「前線で働く人々」は、テレサ・タム公衆衛生局長らに大差をつけ、圧倒的多数に支持された。
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カナダ軍が国内で中国軍を訓練 [中国]

 カナダ軍が国内で中国人民解放軍の訓練を行っていたと、グローブ&メイル紙が12月9日に報じた。連邦議会では、野党保守党などから政府を追及する声が上がったが、ハルジット・サジャン国防大臣は2018年を最後に行っていないと答弁した。
「我々の政府は常に、国内外のカナダ人のために働いている。明確にしておきたいのは、我々は現在中国軍を訓練していないということだ。」
 それから彼は、訓練は保守党政権時代に始まっていたとつけ加えた。
「2013年に『協力計画イニシアティブ』に署名したのは、ロブ・ニコルソン氏が国防大臣だった前政権である。彼らが署名した協定ゆえのことだ。」
 保守党の国防問題担当ジェームズ・ベザン議員は10日、「当時の中国と今の中国は全然違う。カナダは人質外交に陥った」と政府の対応を強く非難した。だがベザン議員は当時、国防政務次官を務めていた。

 カナダ軍は長きにわたり、いくつかの国々と合同軍事演習を行ってきた。中国とは2012年3月と2013年6月に軍高官が会談し、相互防衛関係を進展させ、2013年8月に「協力計画イニシアティブ」がオタワで締結された。そのとき習近平主席は、2013年3月に就任したばかりだった。だが彼はその後、さらなる権力の強化に乗り出し、新疆ウイグルにおけるイスラム系住民への迫害や、インターネット検閲、香港デモ弾圧などに動いた。
 カナダは2018年12月、アメリカの身柄引き渡し要求に応じ、ファーウェイ(華為)の孟晩舟副会長を逮捕した。だが中国はその10日後、カナダ人マイケル・コブリグ氏とマイケル・スパバ氏の身柄を拘束した。これを受けてジョナサン・バンス将軍は2019年、中国軍の訓練中止を決断したが、外務省は人質2名の状況悪化を恐れ、中止しないよう国防省に警告していたことがわかった。
 ブロック大学で政治学を教えるチャールズ・バートン准教授は、このような外務省と国防省の政策上の分裂は、30年前から続いていると指摘した。
「自由党政権だろうと保守党政権だろうと、カナダの対中政策は常に分裂していた。」
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