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アメリカによる併合を望むカナダ人 [アメリカ]

 FOXニュースがトランプ大統領に、アメリカによる併合を望むカナダ人の動きについて問うと「それは本当だ」と答えた。だがアンガス・リード研究所が1月に実施した世論調査は、アメリカによる併合を支持するカナダ人は10%だった。
 同研究所のシャチ・カール理事長は、アメリカによる併合や何らかの経済統合を支持するのは、格差と疎外感とケア不十分と感じる人々のための最新の流行だという。彼らの多くはワクチン義務化に反対し、王制に反対し、アルバータかサスカチュワンに住んで西部独立を支持し、主要政党を支持せず疎外感を抱えていると指摘する。西部分離主義者でウェグジット党を創設したピーター・ダウニング氏は「誰でもアメリカ人の力、アメリカ人の自由、アメリカ人の成功を羨んでいる」と語った。
 ライアン・ヘムズリー氏はビクトリアに住み、車の販売をしている。晴れた日にはアメリカがよく見えると語る。
「それは仕事へのアクセス、富へのアクセス、アクセスできない土地へのアクセスを意味する。」
「もっと税が少なかったら、もっと取引とビジネスへのアクセスがあったら、私はもっと儲けることができるだろう。」
 だが経済学者のジム・スタンフォード氏は、アメリカの一人当たりのGDPがカナダより多いからといって、国境を失くすことがただちに繁栄を約束しないと述べた。なぜならアメリカはカナダより格差が大きく、給与は平均では支払われないからである。カナダ人の給与は、中央値ではアメリカより高い。アメリカは税負担は低いが、保険は個人で民間に加入しなければならないのに対し、カナダは医療費は無料である。
「それゆえ、我々がカナダで与えられない機会をアメリカ人は持っているという考えは、完全に間違っている。」
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